土地を購入し、建築の契約を終えていよいよ着工準備へ、
そのあいだくらいに「地鎮祭」という儀式があります。
地鎮祭とは、
"土地の神様と地域の鎮守の神様をお招きし、その土地に家を建てる旨を報告するもので
土地を祓い清めるとともに、工事の無事に進行し終えるよう、
また永く家をお守りいただく” 祈願の儀式です。
土地に祭壇を設けて神職様の進行で執り行われるのですが
お施主様だけでなくご両親様なども参列頂いたりもしています。
皆様にはそれぞれ玉串奉天という”2礼2拍手1礼”を場面が、
お施主様には"穿ち初めの儀(うがちぞめのぎ)"という砂山に鍬を入れて頂く場面が訪れます。
こちらは「エイ!エイ!エイ!」とまあまあのボリュームでご発声をお願いするのですが
ほぼ皆様、ェィ.ェィ.ェィ.くらいになります。
当然にやり慣れていない、普段はまず言わないワード、注目されている感、わかります。
なので直前に弊社設計士が行う"刈初めの儀"では予想以上のエイッ!3発で
気楽に望んで頂くよう毎回、頑張っています。
そんな地鎮祭はお施主様の休日と、良い日取りとを鑑みて日取りを決めます。
「六曜カレンダー 建築」などで検索しましょう。
そしていよいよ着工へと進むのです。
ちなみに、この2,3年で地鎮祭を行わないお客様も増えてきました。
自ら所有済みの土地であったり、建替えであったり、3回目だからいいや、
という理由の他に、「歴史を自分なりに調べた結果やりません。」
そんなレアケースもありました。
確かに欧米ではやらなそうだしな、と思いつつ、調べると
韓国や台湾では似たような儀式があるそうです。
「自分ならどうしようか。。」迷いがありましたら「執り行う」方をお勧めしています。
Comments